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茄子香炉 1枚目
茄子香炉 2枚目

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D1165茄子香炉

作 金谷五良三郎

技法:鍛金 蓋:南鐐製(純銀製) 本体:銅製

巾9.3cm×高さ11.8cm(木箱入)

 

◆金谷五良三郎

当家は寛永年間京都に創業 屋号を「金屋」と称し 初代五良三郎は後に「五良三色」と愛称される緋銅色 黄銅色を開発し 時の豊太閤の命を受け 其の着色法に依る茶道用火鉢を制作し 大いなる賞賛を博す。其の後 代々特有の着色法や意匠の開発を重ね多くの国内外博覧会に出品 又明治六年にはウィーンの万国博覧会で進歩賞を受賞する等数々の功績を残す。

途中九代からは故有って屋号を現在の「金谷」に改める。又此の代 宮内省命に依り桂離宮の小堀遠州公好み消し金七宝入り襖の引き手を模造複製し帝室博物館へ勤納桐御紋章大盃を下賜される。

創業以来三百八十余年歴代の技法を守り乍ら又 新しい技術 着色法の開発に日々努力を重ねて居ります。

金属を 溶かして作る鋳造品  板状を鎚って作る鍛造品 又其等に施す彫 象嵌 そして仕上げの着色迄一環して制作し華道花器 抹茶煎茶道具 神仏具 装身具他 凡ゆる金属工芸品のデザイン制作又文化財古美術品の修理複製等々皆様に愛される作品造りに励んでおります。
どうぞ今後共のご愛顧を宜敷く御願い申し上げます。

十六代 金谷五良三郎 慎識